宇宙の仕組みと幻想 [ 第2章 ]

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< 文字数オーバーのため今年は12回に分けて発信します。>

 

2−1.「愚人」⇒「賢人」⇒「超人(神人)」

 

愛国心を取り戻させるための神の使いとして中国の侵略行為があるのだから、愛国心を取り戻して改憲と軍拡で中国に侵略を諦めさせよう、というのが昨年のブログの主旨でした。
これは「二元第四レベル」に至ろうという呼びかけでもありました。今年は違います。3次元の枠外から、私たちが生きている二元を俯瞰してみよう、という試みです。

 

3次元的思考と行動に支配される私たちに出来るベストの選択は、既述しました「国民の必読書」のようなものを読んで現実を知ることです。
改憲と軍拡をしなければ、ほぼ100%に近い確率で日本は中国に侵略されます。その根拠としての参考文献を提示し、中国の侵略行為を明らかにしながら私が学んだことを昨年はお伝えしました。

 

もし仮に改憲と軍拡が実現したとしても、それは戦争の発生確率が「ほぼ100%」から「20%以下」の低い確率に低減しただけで、0%にはなりません。(この20%という数字の根拠はありません。極めて低い確率に軽減するという意味です。)
冷静な現実認識ができなくて改憲と軍拡に反対していた平和主義者が、自己の無明を反省して改心しなければ、彼らの新たな反日活動が脅威となるからです。彼らを利用して中国やその手先となった南北朝鮮が、戦争を仕掛けてくる可能性があるからです。
(中国や南北朝鮮にしても、もしかするとそのように動くよう何者かに利用されているだけなのかもしれません。真相はわかりませんけど、これまでの世界の歴史はそうでした。)

 

そこで今年のブログの目的は、その「20%以下」を「0%」にするにはどうしたら良いのか、という新たな非現実的プランのご提案です。誰もが絶対に無理だろうと思うような内容なのです。
それは、[夢想家(見せかけの平和主義者)] ⇒ [現実主義者(改憲と軍拡による防衛論者)] ⇒ [神人(本物の平和主義者)] という、意識の進化に関する内容になります。
ですから3次元的思考や言語を超えた5次元から、凡夫の私を俯瞰するという理解困難な試みになることを、まず初めにご理解いただきたいと思います。

 

この内容は「愚人」⇒「賢人」⇒「超人(神人)」という意識進化について語るものでもありますから、「愚人」の方々の顰蹙を買う結果になるのは明らかです。このような事を「愚人」の私が人様に、偉そうに上から目線でホザクのもおかしな話です。
しかし「愚人」の批判が目的なのではなく、「賢人」や「超人」にならないと中国に侵略されるよ、という警告のためなので、誤解のないようお願いします。

 

偉そうだと思われたくない。生意気だと思われたくない。だから余計なことはしたくない。そうやって必要なことも言わず、何もやらず、ずっと過ごしてきてしまった。いつも問題を先送りする癖が、そうして染み付いてしまったのでしょうか。
そのように何をされてもじっと耐えて不満を言わない。これが日本人の美徳であるかのように勘違いしている人が多いのは、そのように教育されてきたからなのでしょうか。本当はそうではないと思います。

 

知性がないから中国の侵略行為の脅威とその結末に気づけない。愛国心がないから国を守ることに反対する。「愚人」だから「賢人」が理解できず反発する。「超人」の振りをして改憲と軍拡に反対する。本当はそれだけのこと、ではないでしょうか。
日本人の美徳は和とか調和ですよね。「愚人」仲間との調和も大切なのは理解できますが、「賢人」や「超人」と調和するほうが中国に侵略されなくなりますので絶対にお得です。・・・ということを、このブログはお伝えしたいのです。

 

でもその「賢人」や「超人」の(あるいは「神人」「聖人」の)定義もよくわかりませんよね。そこでまずここでは、定義とかではなく、日常の中にある超常識について、以下の各事例から考えてみたいと思います。

 

2−2.日常の中にある超常識

 

a. 伝統的ヨーガ

 

紀元前から伝わる伝統的ヨーガは、ルートチャクラからクラウンチャクラの間にある、特に重要な七つのチャクラと主要な三本のナーディを浄化して、肉体と霊体のカルマをクンダリニーのエネルギーで焼き尽くします。
そして応身、報身、法身の各次元の学びを経て悟りに至ります。つまり自身のカルマを浄化して3次元から開放されるためのタントラ(この場合は性的修行と無関係のタントラです)の教えが伝統的ヨーガの基本にあります。
この伝統的ヨーガや密教、並びに古代のゾクチェンと現代のノンデュアリティ・非二元が、私たちを3次元の苦海から解放する船になると私は考えています。

 

五大煩悩を変容することで光の身体に変容するタントラを、伝統的ヨーガや密教の基本だとすれば、現代の健康や心身の救われを目的とした多くのヨーガや宗教は顕教的な色彩がつよく、顕教は入門的、基礎的な役割を果たしているのだと思います。
同じことを更に解りやすく言い換えると、この世での健康や心身の救われやあの世での幸せは付随的な教えであり、3次元からの解放が本来の教えである、ということです。付随的な前段階のものを与えるのが、現代のヨーガや宗教の主な役目になっています。

 

仏陀は何百何千もの普通の人々に顕教を説き、弟子たちの悟りの段階に応じて空や仏性や3次元からの解放を説きました。つまり何を求めているのか、その準備はできているのか、その違いで得られるものが違ってきたのだと思います。
本来の教えは3次元からの解放であるけれども、普通の人々が一人でも多く仏の教えに触れることができるようにとの慈愛から、心身の救われなどの付随する教えが普及したのではないでしょうか。
顕教は密教へと掬い上げるための入り口であり、解脱の道へ進むための方便であると考えています。今生で、あるいは3次元転生を重ねて、心身の救われから始めた学びが、やがて3次元からの解放へと移行するのは自然な流れだと思うからです。

 

私も20代の頃に五井先生の教えに出会い救われましたし、ヨーガや宗教はこれからの未来でも大切にされると考えています。ですから現代のそれらの存在を否定も肯定もしません。
しかし本来の目的は3次元からの解放であることを忘れてはいけないと思います。ネット社会の現代は「3次元からの解放」に至るための情報が豊富ですし入手も簡単です。それを探求するのに最適な環境である日本の平和を守ることは、何よりも大切なはずです。
改憲と軍拡に反対して日本を守ろうとしない愛国心無き国民が、半分を占めるかもしれないとすればまさに末法の世と言えます。そうなってしまった日本を、ご先祖様や英霊の方々はどのような思いで見守ってくださっているのでしょうか。

 

こうした視点があれば、薄っぺらで見せかけだけの平和を叫び、改憲と軍拡に反対することで戦争を招き、自ら苦海の渦に巻き込まれていく愚かさに気づくことができるはずです。神人の物真似が偽善と破壊であることは、当ブログで繰り返し述べることです。
3次元から解放されるのと、3次元の底なし沼に落ちるのでは、人間の生き方として雲泥の差があると思いませんか。怒りや怖れに支配され、日本を守ることに反対して反日国の悪行に加担したあげく、中国に侵略された時に己の愚行を悔いても既に手遅れです。

 

道徳かぶれや宗教かぶれは個人の自由ですから別に何も悪くはありません。国を守る義務を忘れて改憲と軍拡に反対する愚かさを指摘したいだけです。個人の自由よりも愛国心が優先されるのは、国が滅びれば、道徳も宗教も個人の自由も失うからです。
今回のブログはそのことを説明しようとしたものですので、生意気をお許し下さい。ただし私は宗教家ではありませんので、当ブログは顕教的内容を主体にします。密教やゾクチェンの行法詳細については何も知りませんので、当ブログは一切触れません。
興味をお持ちの方は自己責任でお調べ下さい。

 

ここで現代の特筆すべき現象として取り上げたいのは、ヨーガや宗教に興味もない一般人がある日突然に一元体験をして、それをネットで公表している事例が多いことです。
古い考え方によれば、長年の禁欲と過酷な修行に人生を捧げて、そんな修行者の中のごく一部が、例えば10年に一人とかが一元体験をして100年に一人とかが悟ると考えられていました。(この年数に特に根拠はなく、私が今適当に書いたものです。)
そんな古い常識を覆す現象が、一般人の突然の一元体験なのです。このことが物語るのは、現代の多くのヨーガや宗教は、「本来の教え(3次元からの解放)に付随するもの」であるからです。素人の突然の一元体験がそれを証明しています。

 

富士山の頂上は一つですが、頂上に至るには楽な道や険しい道がたくさんあります。そして「悟りの頂上は求めるもの」ではあるのですが、自我が獲得できるものではなく、神とひとつになることです。
煩悩そのものである己の我が獲得しようとすればするほどそれは離れていき、宗教や他人に与えてもらおうとすればするほどそれは離れていくものです。
自身のカルマを浄化して3次元から解放されることが目的なのですから、ヨーガや宗教はそのための手段の一つにすぎないだけです。楽な道や険しい道のいずれを選んで悟りの頂上を目指すのか、それはその人のカルマの浄化と縁次第です。


しかし現実はそれほど単純ではありません。何故なら富士山と似たゴミ山も無数にあるからです。このブログは富士山の頂上について語っているつもりです。でもゴミ山を登山している人から見れば、この富士山がゴミ山であるかのように見えるのです。

富士山とゴミ山の違いとは何なのでしょうか。大きな違いはありません。その証明が一元体験です。富士山であろうとゴミ山であろうと、本当はどうでもいいことです。私たちは一元体験をするために、富士山やゴミ山を自ら選んで、各自登っているだけです。
ゴミ山を登るよりも富士山を登った方が、一元体験する確率が高いという少しの違いがあるだけです。富士山を登るかゴミ山を登るか、それを決めるのはその人のカルマです。

 

私は何を言いたいか。それはゴミ山の頂上を目指す宗教や哲学や諸々の学問ばかりであっても、決して無駄にはならないということです。何故なら「全ては愛」だからです。ゴミ山を登るのも大切な学びであり、その人のカルマであるということです。
一般人がある日突然に一元体験をするのは、カルマの因が果となって現れただけだと私は考えています。

 

「全ては愛」とは何か。今登っているゴミ山が好きだということです。憎しみと怒りに満ちた波乱の人生ドラマが大好きだから、そのようなドラマや映画を好んで観るし、そのような人生を送るために、戦争の絶えない荒々しい波動の地球を日々創造しています。

問題なのはドラマでも映画でも人生でもゴミ山でもありません。私たちが日々発振している憎しみと怒りの波動が、日本の諸問題や戦争の絶えない荒々しい地球を創造していることです。

 

誰でもゴミ山よりは富士山登山の方が、清々しい波動になれますよね。戦争のない世界を望んでいる、と誰もが思っているし、そう言います。だったら富士山を登ればいいのに、憎しみと怒りのゴミ山が大好きだから富士山に登ろうとは思わないだけです。だからゴミ山を与えられるのは、私たちの学びのため。これも愛なんですね。

 

b. 合気道

 

[ 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する 飛鳥新社 (2017/10/25) エリック・バーカー著 ] という本の中で、柳龍拳(合気道)が岩倉豪(総合格闘家)に、60秒以内に敗北する例を挙げて自信過剰が命取りになるケースを紹介しています。
著者はこの自信過剰対策として、「自分への思いやり(セルフ・コンパッション)」が、成功において自信よりも大切な概念であるとしています。
この本は3次元での成功法則を論じており、今回のブログは3次元の枠外から二元を俯瞰してみよう、というものですから視点が異なりますが、この柳龍拳の事例から合気道について考察したいと思います。

 

柳龍拳について何も知りませんが、合気道を代表して他武道と戦ったのですからおそらく修行を積んだ合気の達人なのでしょう。ですがその試合結果から、合気道の開祖、神人植芝翁とは比べ物にならない低次元の実力であったことは確かです。
本物の合気道、神人植芝翁の合気とは一元(神なる光の輝き)と一つになり、二元の肉体と心による合気として演じます。一元の光速に比すれば、相手のどのような早い攻撃であろうと二元では超スロースピードに、植芝翁には映るはずです。
しかし植芝翁はその超スロースピードに映る動きすら見る必要がありません。一元と一体になっているので10人が同時に襲いかかっても、その攻撃は宇宙に吸収され、瞬時に攻撃した相手への反撃となって宇宙によってお返しされてしまうからです。

 

植芝翁の合気道には戦いもなく相手もない。つまり宇宙と一体になった植芝翁を攻撃しようと思った瞬間に、その攻撃の想いが行動に移る前に光速で跳ね返されるため、攻撃行動が成立せず、従って誰も宇宙(植芝翁)の敵には成り得ないという理屈です。
なのに二元の岩倉豪のスピードにも柳龍拳は対応できないのですから、柳龍拳の合気道は他の格闘技と同レベル以下のものであるということになります。つまり一元の合気道を二元の合気道に柳龍拳が貶めて世界に喧伝してしまったのです。

 

一元の合気道であれば、植芝翁と相手は一体なのですから、相手が攻撃する前に植芝翁はその攻撃と同化していて、攻撃は反作用的にお返しされます。だから攻撃が植芝翁に及ぶことは決してありえず、相手は攻撃する前に自ら投げ飛ばされてしまいます。
つまり相手の攻撃が向かう前に相手の心と同化(合気)して相手を自由に動かす。その技が植芝翁の合気道であり、一元で相手と同化して和合する道なのです。これが真の合気という言葉の意味であると私は考えています。

 

霊的には相手の悪いところだけが二元の姿として現れているので相手の心と同化してそれを浄化する。一元は愛のみですから、合気は心魂のみそぎ、天地の浄めの技としてこの二元でのお役目を果たすことになります。
そのことが理解できない3次元的思考の人々には、植芝翁に次々と投げ飛ばされていく空気投げのような技を美しいと感じるかもしれませんが、武が愛であると理解することは難しいはずです。武と愛は対極的なものとして考えるのが普通だからです。

 

このように愛そのものなので合気道には試合がないのです。愛に争いなどあり得ないからです。試合が禁止されているのに柳龍拳が何故他流試合を行なったのか理解できませんし、植芝翁のように神人合一を成し遂げた神我一体の技こそが本物の合気道なのです。
柳龍拳のネット動画が世界中に誤解を与えていることが残念です。一元第三レベルに至るまでは私たちは凡人であり合気の達人と認められていても神人ではなく無敵でもありません。神人植芝翁と達人柳龍拳では天と地ほどの実力差があると私は思っています。

 

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一元第三レベルの神人植芝翁だからこそ武と愛が同化できるのであり、私たち凡人が形だけ神人の真似をしても植芝翁の一元の愛のパワーを発揮することはできません。一元の愛のパワーを発揮できないから、凡人は二元の愛のパワーを発揮するのです。
二元の愛のパワーとは、国を守り国民を守る愛国心のパワーです。改憲と軍拡で中国の侵略から日本を守り反日国との戦争を回避してアジアの平和、世界の平和に貢献することが、日本の役割であり本物の愛であると昨年のブログでも述べました。

 

愛国心のパワーで国を守るという凡人の義務を放棄する愚かな国民が日本を滅ぼします。改憲と軍拡に反対する国民は植芝翁の一元の愛のパワーを発揮できる神人なのでしょうか。違います。口先だけのパワーだと気づけないほど愚かな凡人なのです。
この愚かな国民の命を救うために、「凡人が神人の真似をしても弱肉強食の二元では中国の餌になって食い殺されるだけである」と教えてあげましょう。それが、この愚かな国民と私たちの命を救うために誰もができる、するべきことなのではないでしょうか。
愚かな国民だの凡人だのと言われて傷ついたかもしれませんが、私も同類です。私は何も悟っていない凡人ですが、「カエルの楽園」を読んで自分の愚かさにやっと気づいたのです。気づくのが少し早いか遅いかの違いがあるだけです。

 

もっと本質的なことを言わせてもらいますと、二元の私たちは賢いとか愚かとかの小さなプライドにこだわりますが、地球に生まれてきた時点で私たちは皆、どんぐりの背比べです。地球次元の悟りにも至らない幼稚園児だからです。
幼稚園児だと馬鹿にするな、と皆さんはお怒りになるはずです。3次元的思考ではそのお怒りも当然です。しかし原始人にも賢愚の差はあり、江戸時代にも賢愚の差はあり、現代人にも賢愚の差はあります。時代の差に比べれば、賢愚など軽微な個人差ですよね。

 

原始人に江戸時代の文化は理解できません。江戸の賢人に現代の科学技術は理解できません。現代の賢人に未来の神人の科学力は理解できません。いつの時代に於いても各人に賢愚の差はありますが、未来から振り返れば賢愚の差などどんぐりの背比べです。
過去の賢人から学べることや尊敬できることはたくさんありますが、同時代の賢愚の差などよりも大きいのが時代の差です。どの時代に於いても賢く生きたいとは思いますが、同時代での賢愚を競うなどは、一瞬の無益で儚いプライドだと私は思います。
そして幼稚園児だと馬鹿にされた、と思うプライドも間違っています。誰もが赤ちゃんから幼稚園児に、そして小学生から中学生に、成人になり老人になります。幼稚園児に対して幼稚園児だと馬鹿にする人はいません。当たり前のことだからです。

 

人類の進化もそれと同じで、現代人が幼稚園児だからといって馬鹿にするような未来の神人はいません。地球次元の悟りや進化のまだ先があり、幼稚園児の現代人がこれから、小学生、中学生、成人、老人へと成長進化することを知っているからです。
日本を守った後も、地球を、太陽系を、銀河系を、銀河グループを、全銀河を、宇宙をサポートする存在へと、段階的に進化するからです。ですから幼稚園児の段階の地球人が、賢いとか愚かとかの、どんぐりの背比べをしても井の中の蛙大海を知らずです。

 

中国の餌食になるのが嫌だったら、戦後の自虐史観に囚われた国民全員が愚かだったと素直に認め、反省し、新たな一歩を踏み出すしかありません。愛国心を取り戻し、中国の侵略から日本を守るしかないのです。
地球も月も太陽も、無数にある星々の一つであるに過ぎません。私達はそれらの肉眼で見える世界ですら普段意識することはあまり無く、自己と周囲の人間関係だけで精一杯なので、中国の侵略や宇宙に無関心であってもそれが普通なのかもしれません。

 

自虐史観に囚われた狭い自己意識では、愛国心なき私たちが中国の侵略を招き寄せていることにも気づけません。地球外生命体が私達の未来を心配していることにも気づけないのは、自我の枠組が狭すぎるからです。
この自我の枠組を広げれば、国を愛することができるようになります。もっと広げれば宇宙を愛することができるようになります。そして宇宙を愛する地球外生命体とも同化できるようになります。

 

これは空間だけでなく時間についても同じことが言えます。自分の生涯のことだけしか考えないから、ご先祖様が守ってきた国土や文化の価値が理解できず、子や孫に継承しようと考えません。個人の利益を最優先する国民の時空は、このように歪んでいます。
時系列的にも空間的にも万物は一体であることを、愛国心と共に戦後の日本人は忘れてしまったのです。個人の利益を最優先して何が悪い! てね。だから目先の利益のために喜んで国土や文化を捨て、場合によっては売国すら躊躇しないのではないでしょうか。

 

自我という狭い3次元の枠組を超えて愛国心を取り戻すことで、日本という枠組へと自己の意識を拡大することができます。改憲と軍拡で中国の侵略から日本を守り、その平和の中で自己のカルマを浄化することで、3次元から解放されて宇宙を認識し悟ります。
つまり神人となるのです。観測可能な宇宙でさえ数百億光年ですから、その宇宙を認識する悟りとは時空を超えた、異次元の体験であるということがこの事から分かります。肉体という狭い枠組から宇宙という無限の枠組へと意識が拡大するのです。
そして神人としてサポートする範囲を、自己から日本へ、そして世界の平和、5次元地球へのアセンション、太陽系、銀河系、銀河グループ、全銀河、宇宙へと段階的に拡大していきます。自我を超えて愛国心を取り戻すことが、意識進化の最初の一歩なのです。

 

その意識進化のためには、「虎ノ門ニュース」「日本文化チャンネル桜」「チャンネルくらら」などのネット番組を勧めることで、改憲と軍拡に反対する国民を一人づつ着実に減らして、国民が愛国心を取り戻していく。これはとても有効な方法だと思います。

 

参考文献:「武産合気」植芝盛平先生口述 高橋英雄編著

 

c. 宇宙人

 

「木の葉を隠すなら森の中」との言葉は有名ですが、実際に宇宙人や秘密政府の存在を隠すために使われた古典的手法が、邪悪な宇宙人説や地球侵略説、そしてもっともらしい様々な、歪曲した陰謀論の意図的な流布です。
その甲斐あって、そうした嘘や捏造の洪水に溺れている多くの現代人は、宇宙人やイルミナティの存在を語る者を嘲笑して軽蔑することに慣らされています。嘘や捏造の塵芥の山から真実を発掘しようにも、情報リテラシーが問われる偽りの現代社会です。

 

そのような現代社会では、宇宙人の存在について何を語ろうが嘲笑され軽蔑されるだけですから、次の本をご紹介するにとどめます。
「ディスクロージャー ・ 軍と政府の証人たちにより暴露された現代史における最大の秘密 ナチュラルスピリット (2017/10/17) スティーブン・M・グリア著」
編著者らが実施したビデオ・インタビューの記録等から書き起こされた、軍・政府関係者、宇宙飛行士等の著名人を含む69名によるUFO/ETの目撃体験、フリーエネルギーや反重力推進技術についての情報を明かす、直接証言記録集です。

 

まずはこの無料動画をご参照ください。「thrive movement in japan」で検索すると、2時間12分ほどの日本語動画が無料視聴できます。公式HPでは27カ国語で無料公開しています。

 

それでもまだ信じられない方は、スティーブン・グリア氏が数多くの信頼に足る証言者たちを集めてナショナル・プレス・クラブで行った記者会見の動画をご参照ください。2001年5月9日に催されました。
「UFO ディスクロージャー・プロジェクト(日本語字幕)」で検索すると、1時間55分ほどの動画が無料視聴できます。

 

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さて、これらの無料動画をご覧になって、宇宙人や秘密政府の存在を信じるお気持ちになった方のみ、以下の私の突拍子もないトンデモ解説をお読み下さいまし。宇宙人を信じない方は、おそらく読んでも時間の無駄です。スルーして次項にお進み下さい。

 

宇宙人の地球侵略は映画の中だけです。何故ならば、地球を見守り宇宙の調和を守る高次元の宇宙人が存在するからです。
戦争をして殺し合うのは人間だけです。そんな馬鹿な真似は低次元の宇宙人(「宇宙人としては低次元」といっても人間の生きている3次元よりはずっと高次元です)でもしません。低次元宇宙人でも人間よりは遥かに知的で理性的です。

 

( 2021/02/20.追記、間違いを書いてしまったので訂正します。宇宙人も戦争をしていることがわかりました。詳細は、当ブログ「 宇宙の仕組みと幻想[補足]、2019.07.24 」をご参照ください。)

 

軍産複合体が宇宙人から盗んだ科学技術は地球を滅ぼすほどのものなのですから、人類が地球を進化させる科学力として善利用 [注:私の造語です] することを信じたいと思います。人類を滅ぼすのは人類だけであり、宇宙人でも神様でもないと思います。

 

では何故母親が幼児にナイフや銃を与えるような危険を冒して、野蛮な地球人がETの科学技術を盗むのを許したのでしょうか。私は軍産複合体と接触した宇宙人に会ったことはないし何も知りませんので、以下に私の邪推を述べます。
1940年代と1950年代に宇宙人と接触した軍産複合体のそもそもの動機はUFO技術の軍事利用にあったと思われますから、宇宙人側はこの邪な地球人の動機を利用して、地球人に危害を及ぼす意思がないことの実証も兼ねて、地球人を教育したかったのでは?

 

本来のUFOは、ボルト、ナット、溶接で組み立てる現代の原始的な乗り物とは次元が違います。想念で造り思念で動かしますので、制作方法も操縦法も違います。
ですから地球人の科学力でも応用でき、組み立て可能な飛行原理の基本を、軍産複合体がリバース・エンジニアリングで盗んだのではないでしょうか(ARV:人工宇宙船の事を言っています)。
邪な動機を持ったままの地球人には本来のUFOを造ることも操縦することも不可能だからです。それを実体験的に理解し、フリーエネルギーや反重力推進技術の善利用を学んでもらい、人類を飢餓や滅亡の危機から救うことに使ってもらいたかったのでは・・・。

 

ところが軍産複合体はUFO技術を独占しました。脱石油のフリーエネルギー技術を隠蔽したのは化石燃料や石油利権を貪るためです。世界の貧困と飢餓と環境汚染を解決するET技術を、1940年代から今日まで独占してそれを隠蔽してきたのは、利権のためです。世界の紛争や戦争の原因の多くは、軍産複合体の戦争特需と国際金融資本家の世界支配が目的です。このように、平和利用すべき科学技術を隠蔽し、軍事利用や利権独占で金融と世界を支配し続けているのがイルミナティです。

 

 [ (イルミナティ)=(国際金融資本家たちによる世界支配)=(軍産複合体の戦争特需)=(社会主義者・共産主義者・リベラル・ネオコン等のグローバリスト:国際主義者) ] ⇔ [ 秘密政府(シャドウ・ガヴァメント)。影の支配者:ディープ・ステート ]

 

こうした軍産複合体や国際金融資本家の姿勢に失望した宇宙人側は、野蛮な彼らではなくスティーブン・M・グリア氏のような一般人との接触に、人類救済の希望を繋いだのではないでしょうか。以上が、地球人がET科学技術を盗用した件に関する私の考えです。
人類の意思を尊重する宇宙人は、彼らの愛(平和)を地球人に押し付けるような真似は決してしません。押し付けではなく支援だからです。だから支援の対象を軍産複合体や国際金融資本家の支配者から、一般人へと切り替えた。というのが私の邪推です。

 

5次元以上の存在である宇宙人は目視できませんが、人類救済のために波動調整してUFOを可視化しています。つまり人類救済活動中の無防備な病院船のようなものです。それを墜落させてUFO技術を盗んだ野蛮人が軍産複合体です。
高エネルギー電磁パルスやスカラー電磁波でUFOを探査して墜落させるような野蛮人に対して、人智の及ばない高度な科学技術を有する宇宙人が一切反撃してこないという厳然たる事実が、宇宙人の慈悲慈愛を何よりも証明しています。

 

宇宙人の慈悲慈愛は絶対的な強さでもあります。3次元の地球人が逆立ちしても勝てる相手ではありません。野蛮人がUFOを墜落させても無視されるのは次元が違うからです。

(弱い国がこの慈悲慈愛を真似たら、チベットのように強い国に侵略されるだけです。)
搭載した地球人の核弾頭を無効化できるほど進化したET技術なのに、地球人を攻撃することはありませんでした。こうした宇宙人の善意を隠蔽し、偽ET事件の捏造や偽装によって邪悪な宇宙人という印象操作を徹底し、野蛮人は各国の国民を長年騙してきました。

 

「ディスクロージャー」をお読みになり、様々な目撃証言やそのファクトがどのように隠蔽されたのか、その現実を受け入れる準備ができたのでしたら、二冊目として、スティーブン・グリア著「UFOテクノロジー隠蔽工作」がお勧めです。
欧米の秘密政府が流布した宇宙人情報の嘘や捏造の山から、真実を発掘することになるでしょう。今までの嘘や捏造の世界から、本物の世界へと視座が転換されるでしょう。常識という偽物のこの世界から、真実という本物の世界への扉が開かれるでしょう。

 

私たちは、支配のための嘘と捏造のマトリックスから目覚めます。これが第一の覚醒です。次に一元体験をすることでこの幻想世界から目覚めます。これが第二の覚醒です。真実の本物の世界へ至るために、私たちは第一の覚醒と第二の覚醒を通過するのです。

 

d. 超マジック

 

普通のマジックには種があります。しかし超マジックには3次元の種と3次元を超えた種の二種類に分類する事が出来ます。3次元を超えた種の超マジックは、近年広く知られるようになりましたが昔からあったものでした。
有名なものでは一束の綱の先端を掴んだマジシャンが、そのまま綱と一緒に天空高く飛翔するマジックです。そんなあり得ない現象を「集団催眠」だと決めつけることで、科学者は納得しようとしました。
反重力を理解できない当時の科学者が「集団催眠」だと断定したのは、奇跡や超常現象を解説できるという傲慢な科学者のプライドであり、科学は常に進歩することで時代遅れになるという謙虚な心が無かったからです。

 

現代でもニュートン的な古典物理学しか理解できない人は、種明かしが3次元を超えている超マジックを「CG」とか「映像編集」だと決めつけて納得しようとしますが、大勢の観客の前でしかも生放送で実演されると、お得意の決めつけも説得力を失います。
この項で指摘したいことの一つは、そうした超マジックや、伝統的ヨーガ技法でもある瞬間移動、半空中走行[注:私の造語です] 、テレパシー、遠隔透視、多次元ワープ等の超能力は悟りとは関係ないという事です。
もう一つは、現代人の地球では信じられないそのような出来事が、未来の神人の地球では当たり前の日常的出来事になっていても不思議ではないという事です。それは原始人が現代人の科学を想像できないのと同じ理屈で、神人の力を想像できないからです。

 

脳内のガンマ波が生み出す量子場の探求という神人の科学は、現代の脳神経科学によって始まったばかりですが、時間や空間の超越や無重力が当たり前になる神人の時代へと現代人が進化することは、天意だと私は思っています。
天意は、3次元人類の5次元地球への緩やかなアセンションではないでしょうか。そのためにイエスや仏陀や多くの聖者、高次元宇宙人やメッセンジャーが、太古より地球に訪れて様々なサポートをして下さっているのだと思います。

 

残念ですがこのような主張を冷笑する現代人がほとんどだと思います。何を大袈裟なことをこの馬鹿爺はホザイているのだ。と誰もが呆れているはずです。・・・けどメゲマセンよ。

 

e.不食人類

 

[ ジャスムヒーンは、1957年オーストラリア生まれの美人不食人類だ。
光を栄養源にしているという彼女は、1992年から母国を拠点に不食のためのセミナーやワークショップを開催している。「食べても食べなくても良いが、食べるという行為から自由になる事が重要だ」というのが彼女の主張だ。
ジャスムヒーンにとって「食」とは基本的に社交のための行為であるが、味覚を楽しむこと自体は否定しておらず、彼女自身もコーヒーを飲んだりスイーツを食べるなどし、1日に300kcal程度の食事は摂っている。(ネット記事より)]

 

「神々の食べ物 ― 聖なる栄養とは何か」 2007/5/1 ジャスムヒーン著
「リヴィング・オン・ライト ― あなたもプラーナで生きられる」 2008/3/1 ジャスムヒーン著
『「平和の道」と「本質」で在ること ― 平和への12の道が悟りの本質へとつながる』 2017/1/20 ジャスムヒーン著

 

人はプラーナ(空間に充満する生命エネルギー)を、肉体を維持するのに必要な栄養の代わりとして利用できるようになる。そのことを、この三冊を読んで理解することができました。
肉体に必要十分な栄養を、プラーナから摂取して生きていけるなんて、まるで霞を食べて生きる仙人みたいですね。

 

(プラーナ食の人は必ず神人だ、という訳ではありません。超マジックや超能力を披露しても一元体験をしていても、量子場をコントロールできるようになっても、必ずしも神人だという訳ではありません。
神人に至るまでの前段階でその人の意図や必要に応じて体得することだからです。日常生活での常住坐臥、一元(絶対的な実在)の意識状態を常に維持できるようになってこそ「一元第三レベル」の神人である。という分類を最初に示した通りです。ですからそれまでは向一元の凡人である、というのが私の個人的考えです。

しかし近い未来の神人の時代は、全員がブレサリアン [ 呼吸だけで生きる人、不食の人。光やアムリタ(神の甘露)のみの摂取で生きる人。] かもしれません。念の為の蛇足です。)

 

宗教の戒律や個人の趣味で肉や魚を食べないのと、プラーナ以外は肉体が摂取する必要がないのと、この二つは比較にもならない、全く別次元の現象です。普通食から菜食へと移り肉体を軽く慣らしてから、少食から不食へと移行するのが一般的のようです。
普通食と菜食は嗜好の違いなので、戒律や菜食を強要されないのであれば、好きなものを食べて人生を楽しんだほうがいい。と私なら思います。これは個人的嗜好の話で、善悪や正反合の話ではありませんので、誤解の無いようお願いします。
私は凡人なので肉も魚も普通に食べます。不食人類には、意図することによって菜食、少食、不食へと移行する場合と、肉体が摂食を必要としなくなって自然とそのように移行する場合があるようです。いずれにしろ無理なく自然に移行することが肝要です。

 

現代人の食生活に関して食べたいものを我慢する理由が、健康や容姿の人と、体が摂食を必要としなくなった人と、それぞれ事情があるので傍から見て栄養が不十分だからと、他人が余計なお節介はしないほうが良いのかもしれません。
同じ少食でも、拒食症で激細りしている人と、健康を維持している人と、両者が存在するのですから食事内容の問題ではないのです。少食はともかく不食など栄養科学的には絶対認めることができない、という3次元的思考限界の問題です。

 

話は逸れますが、昨年フランスで肉屋が襲われる事件が相次ぎ、一部の完全菜食主義者による犯行との疑いが出ているとネット記事にありました。憎悪の完全菜食主義者が現実に存在するのです。善良な完全菜食主義者にとっては迷惑な存在です。
慈悲と慈愛の波動が不食を促進します。憎悪の完全菜食主義者と慈悲慈愛の完全菜食主義者では真逆ですよね。菜食という外見は同じでも中身が間逆なんです。普通食と完全菜食主義者は同次元の好みの違いです。菜食と不食は次元が違います。
怖れや憎しみの波動を撒き散らしながら改憲と軍拡に反対して中国の侵略を助ける偽物の平和主義と、怖れや憎しみの波動を浄化した神人による本物の平和主義。この真逆の平和主義の違い、次元の違いを書きたいのですが、文章下手の私には無理かも・・・。

 

2−3.「UFOテクノロジー隠蔽工作」より

 

●「訳者あとがき」より

 

[ 突然宇宙人の話を持ち出されて困惑された方が多かったのではないでしょうか。なぜ現代人の多くがこの事実を知らないのかという疑問に、以下の「訳者あとがき」が答えてくれています。 ]

 

「(前略)ここで私はこの秘密性の主要ポイントをいくつか挙げて、なぜ、まんまと秘密方策がとられたか、さらに、この隠密計画を管理する部内利害関係者にとって、秘密方策を逆転させて秘密公開へ踏み切ることがいかに難しいかを説明してみたい。」

 

「1930年代、40年代におけるUFO問題は、これらの物体が地球に起源するものかどうかであった。仮に地球起源であったなら、敵性国家が米国より進んだ航空機を所有していることになり、多大な脅威となり得る。
逆に、地球外のものと断定されたなら、多くの疑問が生ずる。すなわち、ETがここにいるのはなぜか? 彼らは何を意図しているのか? 広大な宇宙空間を信じられない速度で移動する技術はどういう技術か?
これらの科学技術を戦時と平時の人間の状況に適用できるだろうか? こうした情報に対して一般社会はどう反応するだろうか? これらの内容を公開した場合、人間の信条体系、政治組織、社会組織にどういう影響を与えるだろうか? 」

 

「1940年代後期から50年代初期にかけては、ニュー・メキシコやその他の地域から回収されたET船の物体を精査し、逆転工学(リバース・エンジニアリング)により宇宙船の基礎的な科学技術の解明に努力が集中された。
その結果、これらの物体が真空管や内燃機関に格段の差をつける物理法則と応用技術を使っている事実が認められた。米ソ対立の冷戦時代にはテクノロジーの僅差により勢力均衡が傾く。
たしかに今日に至っても地政学的に言ってうまく機能しない、というテーマがUFOに関連する秘密性につきまとう一特徴を成している。」

 

「アイゼンハウアー政権下 [1953年〜61年] においてUFO/ETプロジェクトはさらにコンパートメント化され、合法にして合意の命令系統による監視と管理の手からハイジャックされてしまった。
米大統領も英国やその他の国の指導者層もUFO/ET情報については“天井桟敷”に疎外された。彼らはアイゼンハウアーの警告した軍産複合体制という巨大にして複雑な構造が現実となったことをいやというほど知らされたのである。
迷路のように区分化された隠密計画を扱っているのは軍産複合体制だ。」

 

「1960年代でさえ、まして90年代に至っては、宇宙旅行という概念は近未来に可能な当たり前のことであり、遠い宇宙からのETという話を聞かされて心の平静を失う人がいるとは思えない。UFOはいわば公然の秘密となった。
ではなぜこの問題がいまだに秘密にされているのだろう。冷戦は終わった。たいていの人がUFOは実在物であると信じている。
社会へ与える恐怖、パニック、ショック、といった単純な説明をもって、大統領やCIA局長が情報入手を拒否されるほどの根深い秘密性を正当化することは、どうみても筋の通った説明とは言えない。」

 

「宇宙船を推進させる動力発生方法と推進方式を支えている基礎物理学は、地球上で現在使われている発電方法と推進方式のすべてを簡単に代替できる物理法則に基づいている。そうなると従来の地政学的体制と経済体制は崩壊する。」

 

「ETの存在を明かすなら、必然的にこれら新式科学技術の公開も不可避であり、その結果として世界は一変する。あらゆる犠牲を払っても避けるべき事態として、彼ら管理者はそうした事態の発生を忌み嫌い、秘密の“防衛”対策を講じたのである。
現代社会の基本設備一切を転覆させてしまうであろう大規模の変化は、彼ら少数“エリート”として、どんな手段によってでも避ける必要があった。」

 

「1950年以来、半世紀以上も問題を回避してきた現在、秘密公開への進路はこれまでにも増して大きな障害に阻まれている。たとえば、石油と内燃技術への世界の依存度は50年代よりかなり高い。世界経済の規模もかなり拡大した。
したがって、どのような変化であろうとその影響もネズミ算的に膨張しており、場合によっては大混乱を引き起こすことにもなりかねない。どの世代も年代も問題を次世代へたらい回しにしてきた。
その間に世界はいっそう複雑化したにもかかわらず、時代遅れの動力システムに依存したまま、世界はエネルギー問題に締め付けられている。秘密公開は50年代では難しかっただろうが、現在ではもっと難しい。」

 

「1950年代に逆転工学によってET船から得られた科学技術上の諸発見は、世界の経済、社会、科学技術、環境問題を完全に変容させたであろう。そうした飛躍が公共に与えられなかったのは、変化嫌いの官僚主義による。これは現在も当時と変わりない。
逆転工学によって得られたテクノロジーは人類に次のものを与えていたであろう。
いわゆるゼロ・ポイントと呼ばれる場(物理学でいう場)から動力を発生させる新式科学技術があり、あらゆる家庭、事務所、工場、車などが独自の動力源をそれ自体の中に設置でき、外部の燃料タンクなどに依存する必要のないテクノロジーである。
石油、ガス、石炭、原子力発電、内燃機関の必要がなくなる。環境汚染問題が解消する。」

 

「反重力装置を使ったテクノロジーであるため、浮遊交通機関が実現する。したがって、農地を交通路に変える必要がなくなる。なんと素晴らしいことか。しかし50年代には石油はまだたくさんあり、環境問題は大して話題にされなかった。地球温暖化は聞かれなかった時代である。権力者階級は安定を好み、現状維持に満足していた。秘密公開は将来の世代に任せればいい。」

 

「ゼロ・ポイントから動力を発生させるフリー・エネルギー・システムが導入されれば、現在の中央集権政体は崩壊し、権力の分散化が可能になる。世界の力関係が均等化する。いわゆる第三世界が急速にヨーロッパ、米国、日本と同格になり、地政学的な権力構造に大きな推移が生じることになろう。グローバル・エリートはそうした変化を嫌う。」

 

「米国とヨーロッパの人工はおよそ6億、世界人口の10%にすぎない。他の90%の科学技術と経済水準が欧米の水準に達したなら、地政学的パワーは推移する。科学技術のインパクトに経済的なインパクトが加算され、さらに地政学的インパクトを組み合わせるなら、秘密政策に結末をつけることがいかに巨大な構造的変化、グローバル規模の変容をもたらすか、誰の目にも明白である。」

 

「革新的テクノロジーが日の目を見ないまま60年の年月が流れてしまった今日、生態学上の退化と社会的、経済的不均衡の環境のもとで、UFOにつながる秘密性問題“熱い宇宙ポテト”を受け止める最後の世代が私たちである事実を認めざるを得ない。
秘密公開へ踏み切ることが軽率には扱えない問題である一方、秘密を保持し、革新的な発電と推進システムを隠しつづけることはもっと重大な問題“不安定な世界”を導くことになろう。
地球の生態系の崩壊、化石燃料の枯渇、人間らしい生活を奪われた持たざる人々の怒り、その他もろもろ、私たちはこういった問題に対処する責任がある。熱い宇宙ポテトを回せる世代はもう存在しない。」

 

「何兆ドルという金額が議会の承認手順を経ずに憲法違反のプロジェクトに充当されてきた事実に対して、社会はどう反応するのだろう? 秘密プロジェクトのもとにリバース・エンジニアリングによってETの科学技術から新製品を開発し、特許を取り、大きな利益を上げているとは。納税者は搾取されたうえ、製品開発のプレミアムまで払わされている。それだけではない。この知的財産はETから盗み取ったものである。」

 

「こうした問題の内密管理が、超極秘の国際政府計画の一端として操作されていると同時に、部分的には民営化された組織犯罪活動に形態変化してしまった。普通に考えられる政府というより、隠れマフィアと呼んだほうが妥当であろう。」

 

「上述した諸問題よりさらに重要な問題を指摘したい。こうしたUFO関連の秘密プロジェクトが、発芽して間もない発達初期段階にある“ETと人類の関係”を独占的に支配してきた。
目も当てられないほど惨憺たる管理の不手際ときたら、まぎれもないグローバル規模の大惨事寸前と呼べる性質のものである。
選出され、承認された代表ではなく、自薦による軍事志向のグループだけが人類とETとの異文化問題や異星人関係の問題を扱う必要があるとするなら、私たち地球人には未経験の状況、あるいは管理方法がわからない状況が発生した場合、彼らはそういった状況を潜在的な敵対行為、または現実の敵対行為とさえ解釈するだろう。危険な解釈である。」

 

ーーー

 

< 補足−1 >

 

最後の部分が少し解りづらいと思います。おそらく次のようなことを示唆しているのだと思います。

 

「ETとの異文化問題や異星人関係の問題を軍事志向のグループが独占的に取り扱うと、私たち地球人に理解できない状況が発生した場合、異星人側に敵意が全く無いのに敵対行為だと勝手に決めるという、危険な解釈をするだろう。
それはグローバル規模の大惨事寸前(宇宙戦争)と呼べる性質のものである。」

 

< 補足−2 >

 

秘密政府を悪と看做して、その支配から立ち上がる自分たちを善と看做す。そのような二元的視点で平和を実現することはできません。そうした善悪の決めつけそのものが、平和の道を踏み外しているからです。善悪を超えないと3次元からの解放はありません。
しかし多くの日本人のように、朽ちかけた柵の中で儚いお花畑の蜜を舐めているだけでは、柵の外から肥え太った私たちを喰らおうと狙っている反日の猛獣どもから身を護ることができません。私たちは3次元での自由さえ奪われる惨めなレベルを生きています。

 

つまり弱肉強食の二元では、自分と仲間たちの命を外敵から守る愛が何よりも大事であり、それを体験することで生き残るための基本的学びが始まります。その外敵が秘密政府であり反日国であり外資であると、冷徹に分析する智慧が日本人には欠けています。
これは善悪を超えた、人類が地球で生き残るための「二元の叡智」です。自我の枠組から仲間へ、やがてそれは国を守る愛国心に、そして地球を守る愛へと広がっていくのです。これは地球を汚染し破壊してまで富を貪るグローバリズムとは全く異質のものです。

 

「UFOテクノロジー隠蔽工作」を読むと、スティーブン・グリア氏が善悪の二元を超えた存在であり、善悪を超えた次元で秘密政府に向き合っていることが、とてもよくわかります。彼は人類が地球で生き残る方法を、ただ提示しているだけなのです。
支配者は金儲けのために戦争を工作し、革命を工作し、大量殺戮を繰り返してきました。地球を汚染し破壊してまで富を貪る秘密政府やグローバリストの正体を見破れば、私たちはそれから離れることができます。彼らの罠から逃れることができるのです。

 

「二元の叡智」とは、悪と看做した敵と戦うことではなく、相手の正体を見破ることで、無知から解放されて自由を得ることにあります。だから現実を冷徹に分析する智慧が平和ボケ日本人に欠けているという現状を、打開することから始めるべきです。
善悪に囚われて相手を敵視することに慣れている人間社会で二元的思考を超越することは、3次元の奴隷である私たち人間にとって難しい課題です。だからこそスティーブン・グリア氏の著書には現代のバイブルに成り得るほどの価値があると信じています。

 

貪りに支配される秘密政府も、目先の餌に騙され売国する日本の政財官も、愛国心を失い日本を守ることを忘れた国民も、同じ穴の狢であると自覚する知性こそが、二元の善悪を超える源、つまり3次元の呪縛から解放されるパワーになるからです。
私たちは皆同じ穴の狢であり、目先の餌に釣られて売国してしまうかもしれない弱い人間なのだと反省する謙虚さがあれば、自分と同じ仲間を責めることよりも、自分たちが売国しないようになるためにはどうすれば良いか、との発想の転換が可能になります。
私たちは善悪を論じるほど立派な人間ではないし、誰もが我欲に支配されて行動しているのだ、という冷静な分析ができるようになれば、善悪論が、私たちを平和から引き剥がすものであると理解できるようになります。この自己反省が大事なのだと思います。

 

何も守ろうとしない日本の平和ボケ民には絶対に平和など実現できるはずがありません。口先だけでは反日の猛獣どもを追い払うことができない二元だからこそ、その残酷な現実と向き合うことでお花畑平和論の虚しさを悟り、それが日本人の学びになります。
子や孫の命を守ることよりも己の無力な平和論を振りかざしていた浅はかさを悟るからです。一元の愛を無力な凡人のくせに、物真似して二元で人様に強要する愚行を悟るからです。平和ボケ民の愚かさを学ぶためにこの国難が生じていることを悟るからです。

 

3年前の私のように現実逃避していた愚かな日本人が、反日や外資の猛獣どもに狙われている現実を知り、相手の正体と手口を知ることで戦わず罠にも嵌らない智慧を身につけることができます。愚かさを悟る謙虚ささえあれば、日本を守ることができるのです。

 

ーーー

 

私のように悟ってもいないくせにブログで偉そうに真実について語ることは、本を読む習慣が多少でもあればバカでもアホでも誰にでもできることです。本から借りてきた知識をひけらかしているだけだからです。
成人した人類の半分以上は宗教的精神的思想的何らかのこだわりを持って生きています。そしておそらく、人類のほとんどが何らかの善悪のこだわりを持って生きていることは、ほぼ間違いないと思います。

 

つまり犬も歩けば宗教信者に当たるような現代社会で、誰もが自我を捨てきれず善悪のこだわりを持って生きている人類であることを考えると、スティーブン・グリア氏はマザー・テレサのような自我を超越した類稀な存在であるといえます。
マザー・テレサを今では誰もが尊敬し称賛しますが、彼女が活動を開始した頃は社会から冷たい目で見られていました。彼女の活動を理解できるほど社会が成熟するには時間を要したからです。

 

愛を説く宗教家は無数にいますが、社会の偏見から超越して愛を体現できる宗教家は少ないのが現実です。

誰もが理解し共感する一般の善行とはわけが違うからです。偏見と無理解の中でマザー・テレサのように信念を貫くことは難しいと思います。大統領でさえ従わざるを得ない秘密政府に、善悪愛憎を超越して、何度も殺されそうになりながらも、死を覚悟して立ち向かうスティーブン・グリア氏は、まさに類稀な存在であり現代の奇跡だと思います。

 

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聖書や仏典の言葉が本人のものかどうかは定かでありません。弟子や権力者に歪められることもあります。ですから現代に於いて愛の体現者の著書をこうして直に読むことのできる私たちが、どれほど恵まれていることなのか・・・ただ感謝するばかりです。
しかし聖書や仏典がこれほど広く受け入れられている現代でさえ、この著書を受け入れることができず、嘲笑うことしかできない人々が少なくないことも、残念な現実だと思います。いつの時代でも真理とはそういうものなのかもしれません。

 

私にとってはこれまで読んだ百冊の宗教書よりも、この一冊に出会えたことが有益であったと、自信を持ってお伝えすることができます。この本や馬渕睦夫氏の本を読んでディープ・ステートの存在を知り、「第一の覚醒」をする人が日本でも増えるでしょう。
何よりもトランプの登場によって世界潮流が反グローバリズムに変わろうとしています。秘密政府の存在について沈黙し隷属していた人々が立ち上がり、これまでの隠蔽が暴露されているからです。この著書から学べることは「第一の覚醒」なのかもしれません。

 

秘密政府の支配する暗黒の未来から、善悪の二元を超えた支配のない世界に、今地球は大きく変わろうとしています。しかしその新しい世界に私たちが気づき、その新しい世界を私たちが意図しない限り、その愛と調和の新しい地球は実現しないのです。
スティーブン・グリア氏は戦争のない地球を実現しようとしています。このブログで「UFOテクノロジー隠蔽工作」をお勧めする理由はそこにあります。
私たちの未来は破壊から再生する苦難の新しい地球なのか、それとも穏やかに移行する愛と調和の新しい地球なのか。人類はそのどちらを選ぼうとしているのか・・・その決断の分技点がまさに今です。私たちは地球の、その運命的瞬間に立ち会っています。

 

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